毎年この時期に大学で通訳演習の授業を集中講義の形で実施しています✨
今年も前向きで熱心な学生たちが、通訳という慣れないことに一生懸命
取り組んでくれました😊
大体毎回見受けられる傾向として学生たちが課題として感じることは、
メモ取りとリスニングのようです。
聴きながら書く、ということにはあまり慣れていないようで
なかなかメモが追いつかない、という声をよく聞きます。
特に逐次通訳の場合は、ほぼ自動的にメモを取っていますが
これも慣れないとなかなかやりづらいことなのかも知れない、と
気づかされます。
また、聞くだけなら理解できるのに、それを訳すとなると思うように
言葉が出てこないということもあるようです。
聞いた直後にその内容を誰かに説明しなくてはいけない、となると
聞き方も変わってくるのだと思います。
基本的に語学に興味があり、得意とする学生たちなので
聞いたことを瞬時に別の言語で語る、という作業を楽しんでくれたようで
私もとても嬉しく思いました😊
と同時に、私は自分が毎日当然のことのようにやっている作業について
なかなかうまく言葉で説明したり、やり方を具体的に解説したりすることが
できず、もどかしくも感じました。
私も皆くらいの頃(大昔😅)は、同じようにいろんな壁にぶつかり、
皆の気持ちもとてもよくわかります。
何年もやっているから、その過程でできるようになったこともあり、
でも、同時にまだまだできないことも沢山あります。
若い学生の皆から、前向きで元気な力を見せてもらえて、私もまた大きな学びを得ることができ、感謝の気持ちでいっぱいです✨
これからも、自分の仕事がまた違う形でも貢献できるものになるように
日々努力を重ねていきます😄✊