通訳の仕事をしていると、時々、英語ネイティブのクライアントから
"ここはLive Translationでやってくれる?" と言われることがあります。
最初は、どういう意味で言っているのかな?と思いましたが、
人によっては、同時通訳(simultaneous interpretation)のことを意味して
"Live" と言っていた、ということがわかりました。
また、最近の例ですが、「この部分は、主に資料に書いてあることに沿って
プレゼンするので、そのままで大丈夫。ただ、その次からは
Live Translationでお願いね。」と言われました。
この場合は、どうやら
「資料に書いてることに沿った説明を通訳する」= Liveではない。
「その場でアドリブで喋ることを通訳する」=Live。
という定義だったようです。
通訳している立場としては、ずっと Live(=real time)なのだけどな〜
と思いつつ、やっぱり言葉に対する感覚が違うのだなと思って
面白く感じました。
日本では、通訳という仕事はそんなに珍しくはないと思いますが
外国(この場合は米国)では、きっとあまり馴染みがないでしょうし
(以前、通訳の仕事で一緒に移動していた人に「仕事はなにしてるの?」
と聞かれたこともありました😅)、その場で初めて聞いたことをすぐ訳す、
というのが "Live" という感覚なのかなぁ、と思いました😄
そうやって、言葉に対する感覚がいろいろと異なる人たちに対して
コミュニケーションをしていく、ということは、いろんなことを
考慮したり、気にかけたりする必要があるなぁ、と改めて思いました✨
明日も頑張ります✊
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